12年の永きにわたって親しまれてきた、星乃珈琲店 北本店が2025年1月26日をもって閉店します。
閉店のお知らせ
私共『星乃珈琲店北本店』は、誠に残念ながら、2025年1月26日の営業をもちまして閉店させていただくことになりました。永きにわたり、ご利用いただき誠にありがとうございました。
閉店に伴う珈琲券のお取り扱いについて
平素はご利用いただき、誠にありがとうございます。当店の閉店に伴い、ご購入いただいた期限内の珈琲券についまして、下記の通りご対応させていただきます。
近隣店舗でご利用いただけます。
- 上尾店
- 熊谷店
星乃珈琲だいすきクラブ発足の店
距離が離れてしまったこともあり最近行けていなかった北本店。御年賀珈琲でも飲みに行こうかなと訪れた年始め。入店してすぐに気がつきました。「閉店に伴う珈琲券の扱いについて」のポスターに。
そのとき閉店日の告知ポスターは見当たらなかったものの閉店することが決まっていると知ってなんとも言えぬ悲しみに包まれました。
なぜなら、この北本店こそが星乃珈琲だいすきクラブ発足の店だったからです。
近所に面白そうなお店ができたぞ。
それが星乃珈琲北本店でした。オープン日は「2012年11月5日」
2014年09月に発売された『21世紀のブランドを創る 「星乃珈琲店」誕生物語』の巻末に記された年表にも北本店が載っているほど(確か100店舗目くらいだったような)なので、古株なことがよくわかります。
当時運営していた別のブログにちょろっと記事を書いたところ、思った以上に読まれたことから、だったら専用のブログを立ち上げようか。
それが星乃珈琲だいすきクラブでした。
ブログ名の由来はポケモンだいすきクラブ。「わしの お気に入りの ギャロップがな…」と語れるくらい詳しくなれたらいいなって思いがあったような気がします。
***
最近の星乃珈琲は、天井も高く店内は明るくおしゃれカフェ寄りに振っているところがあるように感じます(個人的観測範囲ではありますが)。
それに比べて、初期の星乃珈琲はランプや調度品の選び方が純喫茶の香りを色濃く映しているように思えます。北本店にはそういう色があった。
できた頃から通い続けていたという思い出補正を差し引いても、周辺のほかの星乃にはない魅力を感じる、そんな店舗でした。
***
星乃珈琲北本店の営業日数は4465日(12年と3ヶ月)です。
いろんな「閉店のお知らせ」の張り紙を見てきましたが、この張り紙の文言には唸ってしまいました。
まず私共。当店ではなく私共。いま在籍しているスタッフのみならず、いままでお店に関わってきた人たちすべての思いを内包しているようで、目頭が熱くなりますね。
そして、永きにわたり。長き と 永きのどちらが正解かみたいな話があります。本当に長いとき「永き」を使うそうです。10年。十分「永き」に相当する期間ですよね。
どれほど通ったかわかりません。
本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
おすすめケーキの裏にあるはずのものがない(´;ω;`)ブワッ
コメント